2020.06.09
乗務員自身が感染者とならないよう以下の対策を講じています。
- 1 乗務員の健康管理徹底
- 2 事業所までの通勤方法を工夫
- 3 勤務中の感染予防
- 4 バス車両・設備・器具の消毒徹底
- 5 運行管理者との対面点呼時の感染予防
- 6 乗務中の感染予防
それぞれを簡単に解説していきます。
乗務員の健康管理徹底
可能な限り、朝晩の検温を実施。特にコロナウイルス感染の兆候といわれている息苦しさ、だるさ、味覚・嗅覚障害といった体調の変化を重点的にチェックします。
発熱やせきなどの症状がある場合は自宅待機。症状改善後の出社は、学会の指針を参考にして判断します。
事業所までの通勤方法を工夫
自家用車での出勤や班分けによる日差出勤など勤務形態を工夫しています。
勤務中の感染予防
従業員同士ができるだけ2m以上の間隔を保てるよう座席の配置を工夫しています。
定期的な手洗い・手指消毒・マスク着用・窓を開けての換気しています。
バス車両・設備・器具の消毒徹底
バスの座席や手すり、テーブルなど不特定多数の利用者が触れる場所の消毒、定期的なクリーニングを実施しています。
運行管理者との対面点呼時の感染予防
通常の点呼に加え、マスク着用や点呼前後の手洗い等の基本的な感染予防対策を確認
また、体温測定の結果を報告させるなど健康状態を確実に把握し、万が一発熱やせき等の症状があることが確認された場合には自宅待機を命じます。
乗務中の感染予防
運行中はマスクを着用し書類のやり取り・荷物の上げ下ろし時はできるだけ手袋を着用するなど、直接の接触を避けるようにします。
エアコンによる外気導入や窓開け等の車内換気を行い、安心してバスを利用できるように配慮します。
有限会社京都さくら観光
※「外気導入固定運転」にすることにより、大型バスでは約5分・マイクロバスでは約6~7分で室内の空気入れ替えが可能になるそうです